時間旅行のススメ
かつての自分と向き合う事の出来る瞬間って言うのがある。
どんな時か。
21歳の時にアメリカのバーモントに少し留学していた時のこと。日本から飛行機を乗り継ぎ学校へ着いた次の日、最初のオリエンテーションの時のこと、『こんな田舎の大学には日本人はいないだろうな…』と思いドップリと留学生活を味わおうと意気込んでいたらいきなり後の席から声を掛けられた。 『ねぇねぇ、日本人?』
えっ?と思い振り向いたら日本人の女の子が満面の笑みで座っていた。
“が~ん!”日本人は居ないだろうと思っていたのに、よりによって最初に話す子が日本人だとは…。トホホホ、と思いつつ、『どうも…』と握手する。
“玄さん” というおじさんの様なニックネームを持つその友人と昨日久しぶりに会った。
彼女の家に遊びに行くのは15年ぶりだ。料理の先生をしているお母さんの滅茶苦茶美味しいローストポークを頂きながら昔話しに花が咲く。今はアメリカ人のご主人と二人の男の子(超元気!)のお母さんになっている彼女、あの時と同じ幸せ満点の笑顔だった。今回もつかの間の日本での休日だそうだ。
当時21歳の俺、彼女の口から出る昔話の中から 『そうかぁ、俺って昔はそうだったよなぁ…』 とその時の自分を見せられたような気がした。
そんな事を思っていたらふいに、『でも、勲ちゃんってホント変ってないね。』 の一言。
喜んでいいのか残念がっていいのか決めかねつつ、『 ・・・ そだね 』。
そしてその夜、おにぎり隊国内イベントMeetingで江部さん主宰の日々輝塾塾生の稲垣君が提案してくれたおにぎり隊とのコラボレーション企画について色々議論した。青森の佐藤初女さんがされている『森のイスキア』での企画の話しだ。初女さんと縁の深い荒川さんも加わってくれた。
副実行委員長の江部さんと円番長とナカコ姐さんのメンバー。イベントの趣旨や内容について話をしていたのだが、いつしか彼・稲垣君に向けて『ねぇ、どんな女性が好きなの?』と話のベクトルが変わっていった。
若者独特の照れと内側に悶々と秘めたるものを引き出そうとオジサンとお姉様の質問攻勢。最後は『あ゛~、頭が胸がつっかえる~っ』という言葉を聞いて満足げに “おにぎり隊オトナ会”のメンバーは微笑み、意味有り気に頷くのであった。
・・・そうだなぁ、かつての俺もこんな所もあったよなぁ。と微笑ましく思いながらも新たな質問を彼に浴びせるのであった。若いって素晴しい・・・!


