<MYANMAR-REPORT>

日本おにぎり隊「ナフー村」へ行く
−シャン族の人々−
2003.11.8〜11.15
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Nippon Onigiri Peace Corps!
お茶会はインレー湖で一番大きなパゴダ、"パウン・ドー・パゴダ"で行われました。パゴダは仏塔を意味しており、仏教徒であるシャン族の人々にとってパゴダは生活の中心であり、もっとも神聖なる場所。ご本尊の前に真っ青な毛氈をインレー湖に見立てたしつらいを施し、荘厳な雰囲気の中、ご本尊への献茶、そして、村人たちへお茶がふるわれました。

<お茶会>

お点前
ご本尊への献茶

 『一期一会』

お茶会はパウン・ドー・パゴダで行われた今回、お茶会をするにあたって、常に頭から離れなかった言葉である。この旅の後、隊員で再びナフー村の地を踏む者はどれだけいるだろう。おそらく、とても少ないに違いない。そう思えば思うほど、わずかな時間であっても、私たちをもてなしてくれたナフー村の人々に隊全体で感謝の気持ちを示したくなった。一度きりと思うからこそ、表現できる気持ちがある。それには「お茶会」はまさに最高の場だった。

お茶会を催すにあたり、キーワードにした言葉がある。『凛』だ。炊き出しをはじめとする交流においては、和やかな時間を共に過ごした。それに対し、お茶会の時間と空気は『凛』たるものにしたいと思っていた。なぜなら『和』と『凛』の二文字は、「日本人」を表現するのにふさわしいと考えていたから。日本からやってきた「おにぎり隊」が、あたたかく『和』む風と、すずやかな『凛』とした風を運んできた。そう感じてもらえたら、すごく素敵なことだと思う。

飯田 泰治

振舞われた初めての煎茶

 ★Supporter's Message
現地では誰よりもお世話になったコーディネータの網倉さんよりメッセージをいただきました。

ミャンマー国のほんの一点にすぎない小さなナフー村 ? この地で行われた文化交流に際して私は取り分け大きな意義を感じました。灼熱の太陽は黄金のパゴダに容赦なく照射し、溶け合って反射し金色の粒子となって、人に大地に舞い落ちる。未来永劫変わることのない前世と来世をつなぐ正に現世の伽藍である。この夢うつつのパゴダ内の一隅で茶会の宴がおごそかに進められ、その押し黙った空気の緊張は切り取られた一辺の絵画に似て不思議な空間をかもしだす。中心に安置された五体の仏像に献茶がささげられたその瞬間、融合は確実なものになりました。静々と賓客に運ばれる一服の茶は彼らの体を通し、先にふるまわれたおにぎり、豚汁、白玉と相まって、遥か遠くに戦死したる英霊たちの心を潤し“郷愁の念”への鎮魂の儀となりました。誇れる「日本」の美しさのひとつだと感無量でおります。微力ながら関わらせていただいたこと、感謝致します。ありがとうございました。

網倉 明