『一期一会』
今回、お茶会をするにあたって、常に頭から離れなかった言葉である。この旅の後、隊員で再びナフー村の地を踏む者はどれだけいるだろう。おそらく、とても少ないに違いない。そう思えば思うほど、わずかな時間であっても、私たちをもてなしてくれたナフー村の人々に隊全体で感謝の気持ちを示したくなった。一度きりと思うからこそ、表現できる気持ちがある。それには「お茶会」はまさに最高の場だった。
お茶会を催すにあたり、キーワードにした言葉がある。『凛』だ。炊き出しをはじめとする交流においては、和やかな時間を共に過ごした。それに対し、お茶会の時間と空気は『凛』たるものにしたいと思っていた。なぜなら『和』と『凛』の二文字は、「日本人」を表現するのにふさわしいと考えていたから。日本からやってきた「おにぎり隊」が、あたたかく『和』む風と、すずやかな『凛』とした風を運んできた。そう感じてもらえたら、すごく素敵なことだと思う。
飯田 泰治 |