<MYANMAR-REPORT>

日本おにぎり隊「ナフー村」へ行く
−シャン族の人々−
2003.11.8〜11.15
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Nippon Onigiri Peace Corps!
おにぎり隊
喜び苦しみも悲しみも、食を通じて共に分かち合う「炊き出し」は日本独特の文化である。そこには必ず「おにぎり」が登場した。食べる人への思いを込めて握るおにぎりには、時間や空間、文化や歴史を越えて「心」が通じ合う何かがあるのだろう。

<炊き出し>

さぁ、おにぎり隊の腕の見せどころとなる「炊き出し」だ。遠征出発前、この日の炊き出しに向けて大きな鍋を使ってご飯を炊く練習をしたり、おにぎりの具に何を入れようか相談したりした。まだ見ぬナフー村の人々を想像して、ご飯がちゃんと炊けるだろうか?おにぎりを食べてどんな顔をするのだろう?豚汁は口に合うだろうか?…期待と不安が入り混じっていた。

村の衛星状態は決してよいものではなく、ホテルで豚汁の材料も仕込んでいった。割烹着を着込んで、正隊員を中心に薪と大きな鍋を使って炊き出しを行い100人分のおにぎり、豚汁、白玉ぜんざいを作った。おにぎりの数は200個!ミャンマーでも米を主食におかずを添えて食べるスタイルは日本と同じだ。ナフー村の人々も最初は隊員達がおにぎりを握っているのを遠目に見ていたが、やがて大人から子どもまで握るのを手伝ってくれたのだ。出来上がったおにぎりは大きかったり小さかったり、中には「ん?これは何だろう?」というような独創的なものもあった。

おにぎりも豚汁も白玉ぜんざいも、村の人々はとりあえず食べてみるが反応は様々だ。あまりおにぎりを食べようとしない子供もいれば、持って帰ろうとする隣村の人もいた。白玉ぜんざいの甘みも苦手な人も多かった。豚汁は思いのほか好評で『Water、water』と言っておかわりするお母さんもいたほどです。隊員達も含め、食文化の違いはもちろんあるし、村人達にとって美味しいものを作ったわけではない。隊員達のおもてなしの気持ちは伝わったことが村人達の笑顔という表情から感じられた。

岩崎 賢祐





 ★Supporter's Message
炊き出しで使ったお米を提供してくださった信太ご夫妻から、おにぎり隊にあたたかなメッセージが届きました。

 「ごはん美味しく炊けたかな?」
 「おにぎり、喜んでくれるかな?」
おにぎり隊が、ミャンマーに出発してからパートナーと二人でこんな話ばかりしていました。約1年をかけて育てたお米…。田植えをしてから収穫するまで、まるで子どもを育てるかのように手をかけ、愛情を注いで育てました。そんなお米が、私たちの手を離れてたくさんの人々の食卓に並ぶのを想像すると、泥だらけになってクタクタになるまで働いている時の苦労も吹っ飛んでしまいます。今回はミャンマーの人々に直接お米をお届けすることができませんでしたが、おにぎり隊のメンバーが私たちの想いもお米と一緒に持っていってくれたと喜んでいます。 「食べてくれる人に100%の笑顔を!」 今回の遠征でのたくさんの笑顔が私たちへのお土産だと思っています。

信太 惇吉/裕子

 ★Supporter's Message
お米を提供してくださった松村さんは、遠征に参加した松村隊員のお母様です。母として、サポーターとしての想いを綴るメッセージをいただきました。

 ミャンマーの美しい風景  笑顔の素敵な子供たち
 隊員の方々の生き生きとした表情
息子の撮ってきた写真を見せてもらいながら、おにぎり隊は大成功だったんだなあとわかり、うれしくなりました。一つの大きなイベントを成功させるための綿密な準備や、様々な苦労は大変良い勉強になったことでしょう。世間知らずで育った息子が、一回りも二回りも成長したように思います。多くの方々との素晴らしい出会いから、大学では学べない貴重な体験をさせて頂いたことに深く感謝すると共に、これからの自分の人生に活かしてくれることを願っています。ありがとうございました。

松村 道代