記録係として
記録係として、全員の話を聞いたり見て回りました。それぞれが独自の方法で子ども達とコミュニケーションをとっていることに興味を覚えました。
 英語の得意な人は難しい話題で討論を、不得意な人もボディランゲージや絵で意志の疎通をしていました。
 ダンスが得意な人はダンスを教えたり、お互いの思い出深い写真を見せあったり本当に人それぞれでした。

 

ルームメイト
 別 れは名残惜しく、子供たちがどこまでも追いかけてきたのが印象的だった。
「チャオ」と「サヨナラ」の声が入り交じったバスはアスマラへ向かっていた。気づいたら夕闇の空に、オリオンが浮かんでいた。

 

自由な心
やはり女子高生の興味の的は、ファッション、芸能、男の子である。部屋には世界的に有名な女優やモデルの切抜きがセンスよく飾られ、古くなり、カビさえ生えている雑誌を何度も読返している。晩になれば、一日わずか45分のみ与えられたテレビ鑑賞に席取り合戦とチャンネル権争いが繰り広げられ、恋愛ドラマに興じていた。ただ、その空間にダライ・ラマ14世の偶像があるだけで、好奇心旺盛で多感なのは万国共通のようだ。

 

つぶやいた言葉に
ルームメイトの家族に会う機会があり、日本に2年間住んでいたという母親と話したが、「今はラサには帰れない」とぽつりとつぶやき、それ以上語ろうとしなかった。TCVの学生たちは、若い力と教育で未来に向かって期待を抱いているが、やはりそれ以上にこの問題は深くもつれていることを感じた。私たちにできることは何だろうか。

 

TCVで生活する彼等
「みんなは夢を持って、それを叶えるために一生懸命がんばってください。」最後の晩、お世話になったTCVの生徒の前で,僕はこう言ってみんなと別れた。TCVで生活する彼らの目には、いつも光があったように思う。チベットから逃れてくる途中に弟を失ったと話す生徒、勉強しなければ貧しい将来がすぐそこにあるという現実。彼らはその峻厳な現実の上で、常に光を持って生きていた。日本に帰って、見慣れたはずの日常の中にあの言葉が幾度も甦る。僕たちは今、真剣に、光を持って生きているのだろうか。


HOME
Onigiri 「 日本おにぎり隊 」実行委員会
・正隊員・一般隊員・サポート隊員
 
事務所 - 堺市議会議員 久保田暁 事務所内 e-mail:info@onigiritai.com