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知らずして、なにも語ることはできない。
我々は知らなければならないと強く思います。知らずしては、なにも語ることはできません。およそ世界中にはチベットと似たような例が数多く散らばっています。
今回の旅で、そういった文化存亡の危機のほんの一端を見ることができたかと思います。そして、自分の想像以上にこういったことは世界中で認識されていません。ゴパルプールでの3日間を通して、チベットの人々の涙が出るほどの温かさや同じ匂いを感じました。
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笑顔の向こう
ある授業でにらめっこをしていたのですが、一人の男の子が冷めた目をして柱にもたれかかっていたのが気になっています。それまで会ってきたチベットの子どもたちはみんな、あふれんばかりの笑顔で私たちに接してくれました。
その男の子に何も聞くこともできず、時間がきて別の教室に私は移動してしまいました。私にはただ機嫌が悪かっただけの表情には見えず、何が原因で彼はあのような表情をしていたのかがわからずに、心にひっかかっています。
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Share the Smile
TCVは命がけで逃れてきた子ども達にとっての楽園。彼等の笑顔の中にある優しさ、力強さは、彼等の背負っているモノの重さからきているのだろう。
しかしその楽園も一時の安息の地でしかなく、卒業したら再び、自由を求める非暴力の戦いが待っている。
フリーチベット…幼い子どもさえ口にする合い言葉だ。
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Share the Sky
世界で一番好きな場所ができた。TCV upper 男子寮のバルコニーだ。稜線を見ながら、皆で随分といろんな話をした。夜には天の川が見えるような満天の星空。こんなロケーションは、世界にいくつもない。今もチベットの兄弟が同じ空の下にいると思うだけで辛い時でも乗り越えられる気がするから不思議だ。
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祖国を愛する彼等に・・・
やむなく祖国を離れ亡命生活を強いられている現実。これだけ沢山のまだ父母に甘えたいさかりの幼い子ども達が集団で生活しているのを目の前にして、一体自分達に何ができるのだろう。富めるものの貧者に対する施しに似ていて自己満足しているに過ぎないのでは?との思いが初めはあった。しかし交流を深めるうちに彼等に非常な信念と努力と夢に支えられた愛国心を感じ取れ、純粋な態度に人間としての暖かさを教えられることが多かった。祖国を愛している彼等に将来、帰国の叶う日が訪れるのを願ってやまないのである。今回の旅のメンバーとの出会いとご協力に対して心から感謝申し上げます。
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