報告書
 
御礼

 9月の同時多発テロ事件以来、世界中が緊迫していますが、今回はそんな中での遠征でした。周囲からは「なぜこの時期に?」という声も多くありましたが、この時期だからこその選択でもありました。違う文化を背負った人どうしが、同じ間と空間を共有して友情でつながっていく。小さく、地道な活動ではありますが、こうした友情の積み重ねの上に未来があると私達は信じています。
 まずは、この報告書を通じて、私達が共有してきた感動を一人でも多くの人と分かちあうことが、お世話になった皆様へのささやかなお返しだと思っています。
 ダライラマ法王日本代表部事務所の皆様、前回に続き今回も「ひとにぎり運動」でお米を集めてくれた東北高校、たくさんのサッカーボールを提供してくれた滝川第二高校、バレーボールの提供だけでなく様々なバックアップをしてくれた堺ブレイザーズチーム、絵を描いてくれた仙台市内、静岡県内の学校、ユニフォームやボールを提供してくれた多くのJリーガー、飲料や食糧を提供してくれた製薬会社、おもちゃを提供してくれた不動産会社、囲碁盤を提供してくれた梅沢由香里棋士、絵本とステキな出会いをくれた藤田理麻さん。そして、カンパや温かい気持ちで私達を応援してくれた皆様。
 参加隊員33名全員が喜びと共に無事帰国できたのも、ひとえに支えて下さったサポート隊員の皆様のおかげであり、心から感謝を申し上げます。有り難うございました。

日本・チベットおにぎり交流使節団2001

実行委員長 久保田 暁

 
『縁』ってやっぱりあるね

 今から100年前、チベットの地に日本人として初めて足を踏み入れた男がいた。名前を河口慧海。仏教徒で黄檗宗という宗派の門徒だったという。100年という区切りの良いこの年に我々『日本おにぎり隊』はチベットではないがチベット亡命政府のあるダラムサラの地を踏む事が出来た。ここには世界で最もチベットらしさが残っている土地だ。
 最近不思議なシンクロを感じる事が多い。出会いと出来事、ハプニングとエピソードが多いからなのか、たまたまそうなのか思いがけない必然に遭遇する。人の出会いって特にそう。今回のおにぎり隊参加も何かの必然に導かれる様に気が付くとダラムサラの地に立っていた。
 日本おにぎり隊実行委員長の久保田くんと知り合ったのは絵本の企画を藤田理麻さんから聞かされた時とほぼ同じ頃だった。絵本の企画もおにぎり隊の話しも聞いて直ぐ特に何も考えずに、『やろうやろう!!』と走りだした。やはり何か俺には縁があるのだろうか?ある日、久保田くんと何気に話をしてた時、思いもかけない奥深い『縁』の話しになった。元々この『おにぎり隊』のコンセプトを打ち出したのは久保田くんのお茶の師匠のおおばく売茶流家元の中澤弘幸氏だった。聞くと中澤氏の祖父にあたられる人が、河口慧海がチベットに入る時それを見届けに同行し写真を撮ったそうだ。そして河口慧海が門徒だった黄檗宗から派生したのがおおばく売茶流という茶道だった。河口慧海は久保田くんと同じ大阪堺市の出身だったという。『縁』ってやっぱりあるね。
 100年たった今、こうしてダラムサラの地を所縁のある後世の我々が訪れている。来年はどんな『縁』に導かれて我々『日本おにぎり隊』はまだ見ぬ笑顔に会いに行くのだろう。やがて必ずやってくる必然という縁に今からワクワクしています。

日本・チベットおにぎり交流使節団2001

事務局長 那須 勲


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事務所 - 堺市議会議員 久保田暁 事務所内 e-mail:info@onigiritai.com