●おにぎり隊に参加して 廣田 真一
キャンプ地で見た辺りの山一面に張り巡らされたテントの数、孤児院で出会った子供たち、戦時中に使われていた防空豪、早朝も夜中も路上で物を売る子供、否応なく見えてくる激しい貧富の差、今回エリトリアに行って数多くの印象深い場面を目の当たりにしてきた。
現地で見たものは、これまでならテレビなどメディアを通してしか知ることのなかった世界、
「こんな世界もあるんだ」といった感覚しか持てなかった世界。それはあくまで遠い国の世界のようであった。
今回の経験は私に、そういった世界をごく身近なものとして、自分の頭で考えることができるものにしてくれた。
メディアから流れる情報をそのまま受けとめるしかなかったこれまでと違い、エリトリアの土を踏み自分の目で見てきたものをもとに自分の頭の中で具体化できるようになった。
もう遠い国の世界ではない。この感覚を手に入れたことが一番の収穫、自分の中で最も変わったことではないかと思う。
エリトリアとエチオピアとの関係も、アフリカの飢餓ももう人ごとのように扱うことはできない。
●エリトリアに行って 七瀬
ゆかり
エリトリアに滞在している期間、私は大切なことをどれだけたくさんのことを勉強することができたかわかりません。
キャンプ地、孤児院、文化省、各地の村・・どこを訪問した時でも、エリトリアの人々は私たちを精一杯に歓迎してくれました。
仲良しになったエリトリア人はすぐに私を家族のように扱ってくれます。
「君は私の大切な妹だから」、「私の娘なんだから遠慮なんかしないで」
このような暖かい言葉をどれほどたくさんの人にかけていただいたことか。
バスに乗って滞在先に帰るときでも、バスが走り出しても手を握ってくれようとする子供達、町中の人々が表に出て手を振ってくれた村まであります。
エリトリアの人々が苦境の中でも必死に明るく生きていた姿に勇気づけられました。
学生の間にこのような貴重な体験ができたことは、これからの私の将来に必ずプラスになることだと思います。
エリトリア人、他のおにぎり隊のみなさん、日本でおにぎり隊を応援していてくれたみなさんに心から感謝します。
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