報告書



●アデケイ村を訪問して 村崎 浩史

空は果 てしなく高く、深いコバルトブルーに包まれていた。風はなく、うららかな陽射しがほのかに暖かく、この国の人たちの心を映しているかのよう。この国に存在するありとあらゆるものが、私たちを歓迎してくれているような気がする。この国は本当に優しい。

 伝統的な衣装に包まれた女性達が歓迎のダンスで華々しく出迎えてくれた。二人の女性が輪の中心で太鼓を叩き、十数名の女性が歌って踊る。私たちも輪に入って踊ってみるも、とにかく難しい。やはり、彼ら独特のステップやリズムを100%コピーすることなど不可能だ。さらに高地ということで、息がすぐに切れてしまう。そうなると、ハチャメチャな踊りになるのだが、彼らはそれを受け容れてくれた。ひたすら、歌って踊る。これがなんと愉快なことか!もはや、そこには壁などない。あるのは、笑顔と笑顔の交流のみ。

 別 れは名残惜しく、子供たちがどこまでも追いかけてきたのが印象的だった。
「チャオ」と「サヨナラ」の声が入り交じったバスはアスマラへ向かっていた。気づいたら夕闇の空に、オリオンが浮かんでいた。


←戻る 次へ→

HOME】【おにぎり隊について】【エリトリア
ボランティア・プログラム】【報告書】

米国オレゴン州認可公益法人
国際交流委員会(CIC)内
 
「 日本おにぎり隊 」実行委員会
「 日本おにぎり隊 」サポート隊
 e-mail:info@onigiritai.com