報告書


●まだまだ遠い国エリトリア かつ子 クラーク

おにぎり隊について エリトリア人から見る日本人観とは?第2次大戦後の日本の経済復興は彼らの目指すところである。
今や「金持ち日本」というイメージは東アフリカまで浸透している。
アメリカの金持ちと言えば、ロックフェラー財閥を先ず思い浮かべる。
雑誌は「彼らの多額の寄付」を書きたて、故に利潤追及と共に地域にも貢献している事が容易に伺えるのである。
日本ではこの手の「ニュース」は先ず見当たらないだろう。
日本人はまだ地域貢献への意識が低い。「低い」という表現は適切ではない。馴れていないのである。

停戦中という時期にあって、遠い東洋国からエリトリアまで出掛けて来た、そのことにエリトリア人はまず感謝した。
エリトリア人は誇り高い国民であり、エリトリアは「アフリカの宝石」である。
美しい紅海沿いの海岸線を持ち、未開発の島々を抱え、イタリア統治下にあった当時から美しい建築物が多い首都アスマラ。
モズレム社会の影響を今も引継ぐ港町マッサワ。
おにぎり隊は何処でも歓迎された。
エリトリア人の、政府よりも日本人そのものに対する期待の大きさがそこに見え隠れするのである。

 

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