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●ホームステイ(ダニエルさんファミリー) 井川
佳代
別れは辛く、私は空港であふれる涙を止めることができませんでした。
一緒に生活をしたのは、わずか1週間あまり。それも過密スケジュールのためゆっくりと話す機会もほとんどありませんでした。
それでもこれほど身近に感じられる人が出来るとは出発前には考えることができませんでした。
ホストファミリーは大変親切で私を家族の一員として扱ってくれました。
エリトリアでの滞在がちょうど中盤に差し掛かった頃、私は激しい腹痛に襲われました。
熱まで出たのでそのままホテルに泊まろうと思いましたが、ステイ先のお父さんは私のことが心配で眠れないからと言って家に連れて帰ってくれました。
途中で薬局に立ち寄って私が日本から持参した薬が症状に合うのか必死に掛け合って確認してくれました。
そのおかげで翌日には周りが驚くほど快復し、プログラムに参加することができました。
異国の地で病気になり心細い私を彼らの温かい優しさが私の胸を熱く打ちました。
血はつながっていないし、肌の色も違うけれど私にとって『第2の家族』といえるほどのつながりができた現在、私は遠く離れた日本からエリトリアの平和を切に願っています。
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