『移動』
少々お腹の調子が悪い中、ボグドまで9時間の移動。
町をでると、エルデネットまではひたすら草原のため・・・・トイレが心配で水分もろくにとれない中、草原ランチ。
本来なら楽しいはずだが、お腹が心配であまり食べられない。
夕食はエルデネットのレストランでロシア料理だったので少しは食べれた。
しかし、こちらでは牛肉でも臭みが残っている。
どうやら血の処理が上手くないらしい。日本の食の有り難さが身にしみる。
そして今夜の宿、ゲルがあるボグドの草原に向けてエルデネットを出発。
どんどん近付いて行くにつれて、果てしなく広がる草原を前にようやくテンションが
あがる。思わずipodを片手にとって、車中カラオケ大会となる。
お陰でガタガタ道に酔うこともなくゲルに到着。
今までの不安が大草原を前に、一気にふっ飛んでいった。とても楽しかった1時間。
ASAKO
『8時間の距離と1時間の距離』
ウランバートルとエルデネットとの距離、車で8時間。日本で言えば、東京から大阪あたりの移動時間。ウランバートルを出発してから、最初の20分は建物の合間を走り(さすがに首都。結構おっきい)、少しロシア調の街並みが続いたものの、残りの7時間半は、ひたすら草原、丘、向こうのほうにちょっとした林が絶え間なく過ぎてゆく。
さっき見た景色との違いを探しながら、、、でも、羊とやぎの群れ、そしてそれを追う馬にのった少年(たまにおじさん)。ずーっと向こうのほうに見えるゲル。の繰り返し。
日本だったら、この距離を移動したら、いくつ街を通りすぎるだろうと考えながら眠りにつく。ふと目覚めて、また車窓を見ると、羊とやぎの群れ、そしてそれを追う馬にのった少年(たまにおじさん)。ずーっと向こうのほうに見えるゲル。の繰り返し。
そんな(日本だと)当たり前じゃない景色が当たり前に続くことにちょっとにやけた。
エルデネットとボクド(遊牧民サイト)との距離、車で1時間。日本だったら、通勤圏内。だけど、街と遊牧民の生活は全く違う。エルデネットは、小さな街だけど、生活は日本と変わらない(家庭にある家電製品の数も部屋の数も家族構成も)。でも、遊牧民の生活は、本当にシンプル。たったこれだけの距離で、こんなに大きな違いがあるんだ、と驚愕。今回の遠征では、どちらの生活も体験することができ、その違いは『差』ではなく、『違い』であることを実感できたとても貴重な経験でした。
とも